ラメズの画像

ラメズはいろいろなタイプのてんかんに有効とされています。また、海外では双極性障害の維持療法における第一選択薬として広く用いられていて、とくに、うつ症状の予防に推奨されています。

著名人も罹患した意識障害を伴うてんかんにラメズ

ラメズはラミクタールの後発品として開発されたいわゆるジェネリック医薬品で、ラモトリギンを主成分としています。ラモトリギンは、1990年代のアイルランドで精製された成分で、様々なタイプのてんかんの治療に効果があると言われています。薬事法では劇薬に指定されており、患者の自殺念慮を起こさせるという注意書きがなされています。
ラメズはNa+チャネルを抑制することにより神経膜を安定させ、グルタミン酸などの興奮性神経伝達物質の遊離を抑えることで、けいれん等の発作を防止するとされています。
著名人では、作曲家のガーシュインや、画家のゴッホ、作家のドストエフスキーなどがてんかんの既往症を持っていたことが知られていますが、とくにガーシュインは、亡くなる年の1937年の2月ころから意識障害の発作を繰り返すようになりました。結果、彼は同年の7月に脳腫瘍で亡くなるのですが、この意識障害は、側頭葉前端内側部の異常に起因するてんかん発作であったと考えられています。
ラメズは、このような意識障害を伴う部分発作や、強直間代発作、定型欠神発作、レンノックス・ガストー症候群のような全般発作にも効果があると言われています。
用法や容量は、単剤での使用や併用使用などによっても異なりますが、単剤での使用の場合、一般の成人では、通常最初の2週間を25mgを1日に1回、次の2週間は50mgを1日に1回~2回に分けて、5週目は100mgを1日に1回~2回に分けて、6週目以降は200mgを1日に1回~2回に分けて服用します。
バルプロ酸ナトリウムと併用する場合では、最初の2週間は25mgを2日に1回、次の2週間は25mgを1日に1回服用し、その後は1~2週間ごとに25~50mgずつ増やして行きます。
また、ラメズは双極性障害の治療・緩和にも用いられることがあります。
主な副作用としては、過敏症や皮膚疾患などが見られることがあります。